バンバンジーサラダ大好物♪樹里DIARY

2018年06月26日

コンサルタントはデータ分析もできて当たり前

企業の戦略コンサルタントという立場がありますが、単に頭を使って考えるだけでも、資料を使ってデータ分析できるだけでも片手落ちと言われます。クライアントのビジネスの進め方を提案するのが仕事ですが、当然、高収益やシェアの拡大など、様々な成功を導くのが目的です。

最終的な意思決定をするのはクライアント自身ですから、支援するのが役割で、より成功率の高いほうを示唆する必要があります。常に相談できる相手である必要がありますが、なぜその相談に価値があるかというと、概ね正しい情報を得ることが出来るからです。

その正しいと言える裏付けが各種データであって、実際の数字を客観的に捉えて分析する能力があるからこそ、その人への信頼が生まれることになります。では単純に数字を調べていれば良いかというともちろんそんなことはなく、データ分析よりテータ活用のほうが重要です。

データ活用は数字を触るだけではなく、インプットしたデータから何らかの発見をして、そこから示唆を導くことが重要。単に計算するだけなら計算機のほうがよほど早いでしょう。大切なのは計算結果ではなく、成果だと言われます。

コンサルティングのセミナーでは、まずデータ分析をする際には最初に仮説ありきと言われます。仮説に基づきデータを集計し、それが予想と異なっても結果を絶対的な存在としてそこから分析を行います。仮説と独断とを混同するケースが見受けられますが、独断は数字を都合良く切り出して、いかにも価値があるように見せかけることになりかねません。

戦略コンサルティングを正しく知るなら、データ活用セミナーに一度は足を向けると良いでしょう。ITを駆使して得た情報をどのように活用すればいいのか、根本を知りたい経営企画担当者や経営層にもお勧めです。戦略コンサルティングとデータ活用は、どちらかが欠けても片手落ちで、意義が薄くなります。

コストをかけてITシステムを導入しても、それを本当に活かせるかどうかは、人のノウハウにかかっていると言えるでしょう。近年は特に、データ活用を中心としたコンサルティングのセミナーも多くなりました。情報はビジネス企画に活用できなければ宝の持ち腐れですが、実際にすべてを自社内で行わなくても分析のみを外注し、判断のみを経営陣が行うことも可能です。

いずれにしても自社に利益をもたらすのは、正しい戦略であることは間違いありません。その判断能力を養うためにも、セミナーは活用できるでしょう。